シュイナードB、その3,【韓国名:キバエC 】

○耳岩(クィバウィ)、野田君リード 5.10d
左側より登るスラブのノッペリしたラストピッチ。 3本のアンカーボルトが見えるけども、ここで2人ともに苦労する。 先行パーティーはヌンチャクを掴み、アンカーに足を乗せて上がって いった。
野田君と目を合わせてビックリ! 医大ルートと共通のラストピッチだ。
耳岩上部で大休止、4名夫々に握手。休憩中に青リンゴ、パン、ゼリーなどを 分け合って食べる。分けてもらった青リンゴがとても美味しい。日本では夏の 青リンゴがなぜか見かけなくなっていたので懐かしい思いがした。



耳岩(クィバウィ)基部のビレイポイントでビレイ中の小森。
1980年8月に取り付けられたと思われる、古いがしっかりしたビレイ用のピン。 古いピンの図。 ○?は人名らしいが判読できない。
1980年8月の刻印があるから、その年月に設置されたんだろうか。
たいへんお世話になった韓国人クラーマーのパーティーと耳岩(クィバウィ)の上で4人で休憩中です。

○お世話になった彼ら2人の住所、名前などを聞いたが、筆記用具、メモも なく、仁寿山荘キャンプ場にキャンプしているということだったので、今日の 夕方にテントを訪ねていくことを約束し、オレンジ色のテントを探したけれども 見つけ出せなくて合えずに終わってしまった。男性は30代、過去に仕事で日本 に行ったときに夏の立山連峰をトレッキングした経験を話してくれた。 女性はクライミングパートナーらしく、サマーバケーションでキャンプを 兼ねてクライミングに来ているらしかった。



○耳岩(クィバウィ)基部にある年代物のビレイポイントより、50mロープを ダブルにしてラペリング(懸垂下降)。 このとき初めてセカンドが50mロープをハーネスの後ろからたれ下げて登って 来た理由がわかった。韓国、仁寿峰(インスボン)では地元クライマーはトップ がリード用ロープとは別に、ハーネスの後ろにもう1本のロープを下げて登る。 終了点まで登り終えると懸垂下降するが、このときにダブルロープで下降する 距離を稼ぐ方法だ。2ピッチ下降して中央ブッシュ帯の右側へ出る。



○午後からは韓国人パーティーの先行で友情(ウジョン)Aのルートへ行くことにする。
大スラブの中央にあるブッシュ帯下部より左側へビレイなしで彼はトラバース して行く。
それを見た私たちは驚いてしまったが、こんなことは地元クラーマーに とっては全く平気なようだ。
やはり女性は恐怖心があるようで私たちがビレイ することにした。万一、スリップでもしたら大スラブの下まで止まることはない。

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